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ひまつぶし


by ochakennwoope
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社会の厳しさをもう少し

知って欲しい。
理想を言っているだけでは生きていけない。

と、よく言われます。
社会の厳しさとは何でしょうか?
社会を厳しくしているのは誰か。あるいは、何か。
これを答えなければ始まらないと思います。
というか、せっかくの助言の意味が分からないわけです。
助言をしてくれるのだから、
自分の意見が通らなければ暴力行為に訴えるような不可解な人で無い限り
助言をする対象に思い遣りを持っていると考えるのが、第1の選択だと思います。
場合に分ければいくらでも挙げられるでしょうが、
要は、これが優しさの現れであるから、何とか理解しようと試みているのです。

簡単に思いついたのは、自分の欲求が社会に認められるものではない時
社会を厳しいものにしているのは自分の欲求。
社会が認める欲求とは基本的な生きていくための欲求と
社会が必要としていることをする欲求。
必要とされないことをいくら試みても、いくら頑張っても、評価されないどころか
頑張れば頑張るほど、煙たがられたり除け者にされたりする。
これは言葉以上に厳しいものだと思う。
暴力も犯罪も犯さない、他人に優しく思い遣りのある人間でも
有能で活動的で社交的な人間でも
社会不適合者と言うレッテルを貼られてしまう。
こういう場合は、社会に自分の欲求を必要とさせることが解決策になる。
日本の社会ではこれが、最も難しいことの一つだろうと思う。
優れた制度も海外(特に米国)で認められて成功することを確認してから出なければ、
日本に帰ってきて(いわゆる逆輸入)
実行されることは少ない。
米国を見習え、米国に追いつけ、米国になろう
最近はどうなのだろうか?

『国家の品格』がブームになったくらいだから
世間的には、自分の民族性や国に誇りと自信を持つことは認められてきたのだろうか?
この自信や誇りがあれば、自分の国の人が作り上げた制度や製品に誇りを持つことが出来ると思う。(昔よりはまし、という意味)
これが出来る国ならば、上記のような人が
社会不適合者になることも少ないと思うが…
この国が変わる事の無い(誇りを持たない)理由が国民性であれば、致し方ない。
その場合
これからの科学者、研究者でも、日本で認められようなどと思うのは間違いだろう。
そもそも、ochakenはこの国で成功するつもりは無い…
もっと別の
社会の厳しさを見つけなければ、同世代の人々の考えを理解したり
自分の考えを効果的に分かってもらえるように話すことは出来ないだろう。
by ochakennwoope | 2006-05-14 15:40 | 日記